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会長挨拶

小池会長 第114回日本内科学会総会・講演会を、2017年4月14日(金)、15日(土)、16日(日)の3日間にわたり、東京国際フォーラムにおいて開催させていただくことになりました。日本内科学会は1903年に創設されて以来、発展を続け、現在の会員数は約108,000人となっており、本邦における最大の医学会です。この歴史と伝統のある日本内科学会総会・講演会の会長を拝命し、大変光栄に存じております。
 本総会・講演会のメインテーマは、「超世代の内科学 —GeneralityとSpecialtyの先へ—」です。「超世代」という言葉には少なくとも3つの意味が込められています。一つ目は、文字通り、世代を超えて続いていく内科学という意味であり、「次世代」の遥か先まで進歩し続けていこうという信念です。二つ目は、現在の内科学では超えられない疾患、病態の壁を乗り超えていこうという決意です。そして、三つ目は副題にもある通り、今後、内科学におけるGeneralityとSpecialtyというカテゴリーを超えた新たな内科医像が生まれることへの期待です。実のところ、「超世代」とはまったくの造語ですが、この3つに限らず、この未知の言葉をご覧になった皆さんが、思い思いの未来の内科学をご想像いただけるきっかけになれば幸いと考えています。
 本総会・講演会では、特別講演には国立情報学研究所の新井紀子先生をお迎えして、「人工知能が大学入試を突破する時代の人材育成」というテーマでご講演をいただきます。また、招請講演5題、シンポジウム3題、パネルディスカッション1題、教育講演19題および会長講演を企画しており、幅広く内科学全体をカバーするプログラムを作成しました。また、男女共同参画企画、医学生・研修医を対象とした企画も用意しております。もちろん、一般演題が学術集会の宝であることは言うまでもありません。奮ってご応募下さい。本総会・講演会が、会員の皆様に満足していただけるような会になります様、教室員一丸となって準備をしております。
 最後に、第114回日本内科学会総会・講演会の企画やプログラム作成に関しましては、本学会の役員・評議員の先生方、学術集会運営委員の諸先生、内科学会事務局に大変にお世話になりました。この場をお借りして篤く御礼申し上げます。春のひと時、東京にお出かけいただいて、内科学会を盛り上げていただけます様、お願い申し上げます.

                              第114回日本内科学会総会・講演会 会長
                                 東京大学医学部 消化器内科 教授
                                             小池和彦

 

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