テーマ別による公開討論会
◆テーマ・応募資格・応募期間◆
〇テーマ
下記の3テーマについて広く意見を募集します。応募いただきました抄録をもとに、総合討論会において約40分間の討論を行います。
〇応募資格
医学生・研修医(非会員含む)であればどなたでもご登録いただけます
1.医学部学生
2.本会に未入会の前期・後期研修医
3.本会の会員であり、認定内科医資格を取得していない前期・後期研修医
4.本会に加入しており、かつ認定内科医を保持されている会員 *発表者・共同演者演者を含め共同研究者数は10名以内の方が対象となります。
テーマ1.いよいよ始まった新専門医制度:君にとって内科専門医とは
概要
2015年の卒業生からいよいよ新専門医制度が適用されることになった。医療の細分化・専門化が進むなかで内科専門医に求められるものは何なのか?内科医にとって必要十分な資格なのか、サブスペシャリティ取得のための1ステップにすぎないのか?将来の様々なキャリアパスを考える上で、医療現場で求められる、社会が求める、そして自分自身が思い描く内科専門医像を熱く語り合いたい。
テーマ2.あなたの将来の進路はどっち?臨床?研究?それとも両方?
概要
臨床研修制度の導入により、基礎研究の分野に進む医師が減少したと言われます。一方で近年の医学はその分子メカニズムを理解し、病態に立脚した予防法や治療法が求められ、サイエンスの深い理解と洞察が不可欠となってきています。臨床はガイドラインに従った「標準的な治療」を学ぶ機会であり、研究は「独創的な発想」を養う場です。しばしば「どちらか一方しか選ぶことができない」とも言われる臨床と研究ですが、もう一度、それぞれの重要性を議論し、そのうえで両立が可能なのか、あるいは必要なのかを討論したいと思います。
テーマ3.医師の倫理を考える:医療倫理・生命倫理・研究倫理
概要
医師ほど職業として倫理観を求められる仕事も滅多にないだろう。人の生死に直接関わる仕事だからこそ、患者や家族、社会からもそう期待されている。しかも「清く正しい」自分は問題なし、というほど単純でもない。日々の研修や実習を思い浮かべても、不安になることはないだろうか?説明と同意、医療者=患者関係、医療訴訟。終末医療や高齢者医療、限られた医療資源と高額な新薬。先端医療が生まれるたびに、新たな生命倫理の問題が生じる。研究者としての倫理も、利益相反の問題など臨床研究から基礎研究に至るまで、かつてない議論の高まりを見せている。医療・医学という不確実な現実世界の中で、あなたの考える倫理とは何だろうか。
☆優秀発表者・優秀討論者の選定について
- 上記指定されているテーマについて、ご登録いただいた抄録を選定委員が選考のうえ「優秀発表者」を各テーマ毎に数名選出いたします。
- 選出された「優秀発表者」はグループディスカッションの冒頭時に、そのテーマについてのバックグラウンドや問題点について提起していただき、ディスカッションの口火を切っていただきます。
- メンターにより、当日のグループディスカッション時において優秀な討論をおこない、テーマのまとめ役として最適な「優秀討論者」を選出いたします。
- 選出された「優秀討論者」はディスカッション後に、討論内容を5-10分程度にまとめ、討論発表会においてご発表いただきます。
☆優秀発表者・優秀討論者の表彰について
上記に選出された方は同日に開催されます表彰式において、賞状と副賞としてUptoDdateモバイルアクセス1年間分の契約キーを贈呈いたします。
また、優秀発表者の抄録にご指導をされた指導医には、指導教官賞を授与いたします。
演題登録
◆演題登録期間◆ 平成27年11月~平成28年1月15日(金) 迄
登録期間を平成28年2月5日(金)迄
延長いたします
お問い合わせ
一般社団法人日本内科学会事務局 担当 狩野(かりの) |
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〒113-8433 東京都文京区本郷3-28-8 日内会館3階 TEL:03-3813-5991, FAX:03-3818-1556 E-mail: naika@naika.or.jp |