
専門医部会セミナーのお知らせ
専門医部会 九州支部
- 認定更新に必要な2単位が取得できます
- 総合内科専門医に限らずどなたでもお気軽に参加下さい。
専門医部会教育セミナー ![]() |
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開催日 | 2015年1月10日(土) 17時~18時30分
(第308回九州地方会終了後) |
会場 | 九州大学医学部百年講堂 中ホール3 福岡市東区馬出3-1-1 TEL:092-642-6257 |
企画責任者 | 宮崎内科医院 宮崎 正信
井上医院 井上健一郎 |
内容
- ■タイトル
- 『超高齢者の治療、どこまで何をするのか』
-超高齢社会における内科医の悩みと判断- - ■司会
- 宮崎正信、竹島史直
- ■プレゼンター・解説
- 長崎みなとメディカルセンター市民病院 竹下 聡
井上病院 吉嶺裕之
井上病院 井上健一郎
長崎大学病院 井上圭太
長崎大学病院 小出優史 - ■症例検討参加者
- 臨床研修医数名
- ■内容
- 我々は総合内科専門医として日常診療にあたっているが、対象となる患者は随分と様変わりしてきている。超高齢社会を迎え、患者の年令が上がるだけではなく、多くの合併症を持つようになり、認知症の問題、老々介護など患者家族の状況の変化も大きい。
“病気だけでなく人を診る”ことに心がけていても、これまで経験しなかったケースが多くなり、医学的なことやエビデンスを持って対処することが難しい場合が少なくない。医学的にできることをやっても、患者、そして家族が幸せとなるのかどうかは別問題となることも多い。本セミナーでは、超高齢社会に診療する我々の悩みを取り上げてディスカッションできればと思っている。具体的には、
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- 超高齢者のPCI(経皮的冠動脈形成術)は、いくつまで行うのか、その判断はどうやっているのか
- 誤嚥性肺炎が多くなり胃瘻造設がなされることがあるが、肺炎患者への現場での対応で悩むことはどんなことなのか
- 医療費を考えて我々は診療を行っているわけではないが、実際の患者負担はどのくらいなのか、その負担によって医療内容を変えてよいのか
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など結論が出るとは限らないことではあるが、我々が現場で悩んでいること、考えるべき事を参加者の方々の意見を聞きながら、問題点を明らかにして掘り下げてディスカッションする予定である。