日本内科学会会員向けサービスとして、『診断困難例ケースサーチ J-CaseMap』を提供します。
更新情報(2024年9月1日 Ver.5)
- 症例は20,268症例まで増やしました。
- 症例が増えても検索速度が低下しないようにアルゴリズムを改善しました。
- 検索語を入力した後に、リターンを使うことができるようにしました。
(2023年5月8日 Ver.4)
- アルゴリズムの改善により、検索速度を大幅に高速化しました。
- 症例も追加し、15757症例としました。
(2022年4月28日 Ver.3)
- 登録症例数の増加:約10,000症例→約15,000例へ
- 辞書検索機能の強化:用語の同義語や検索拡張語の辞書をシステム化(検索機能の精度向上)
(2021年9月13日 Ver.2)
- 登録症例数の増加:約6,000症例→約10,000症例
(2020年8月11日 Ver.1リリース)
- 登録症例数:約6,000症例にてリリース
1.本サービス概要
- 『診断困難例ケースサーチ J-CaseMap』は、日本内科学会地方会のデータ化された症例報告を基に、鑑別診断の際に参考となる疾患や病態を検索するシステムです(現在は15,757例の症例報告を構造化、今後、引き続き新しく症例報告を増加予定)。任意の医学用語検索から、症例報告の文脈と医学用語の関係がグラフ表示され、利用者にヒントを与える診断支援システムです。
- 本システムで任意の医学用語を入力すると、未診断症例の類似症例の検索や、症例の組み合わせによる原因疾患(病態)の推測が可能となります。しかしこれは確定診断を行うためのものではなく、あくまで鑑別診断の参考となるものあり、最終判断は医師が下すものです。
2.導入にあたって
- この検索システムは、日本内科学会の地方会の症例報告データを活用して、多くの内科医の診断支援の活用を期待してAMED臨床研究等ICT基盤構築研究事業「人工知能による総合診療診断支援システムの開発」を基に、開発が進みました。
- 検索アルゴリズムの一部は、日本内科学会が開発者とともに共同出願(自治医科大学、東京大学)の上、特許を取得しました。
- 本システムを多くの会員に診断支援の一助として、あるいは総合医である内科医の生涯学習のひとつのツールとしてご利用いただければ幸いでございます。皆様のご意見や反響をいただきながら、改善に繋げていければと考えております。
3.利用対象者
- 日本内科学会会員
日本内科学会会員はパーソナルウェブと同じIDとパスワードで下記の専用サイトからログインしてご利用いただけます。
ログインID、パスワードはパーソナルウェブと共通です(下図をご参照ください)。
※初回ログイン時は少し時間がかかります.
参考:『診断困難例ケースサーチ J-CaseMap』導入にあたってのメッセージ
J-CaseMap システムに関する問い合わせ
J-CaseMap サポートチーム j-casemap-support@premedi.co.jp へお問い合わせ下さい。
※保守・運用を株式会社プレシジョンへ委託しております。
ログインID、パスワードに関するお問い合わせ
【パーソナルウェブ】のログインID・パスワードについて をご参照下さい。