【目的】
日常診療において、診断のプロセスを共有したり、見直したりする機会が少ないのが現状である。また、診断プロセスに問題を生じさせる要因に関する知識やその回避のための方法を提供する教育プログラムが十分ではない。本WGでは診断プロセスを向上するための様々な方策を提案、実践していくことを目的としている。
【方策】
- 診断プロセスに問題のあった症例の共有や分析機会の創出(ワークショップ、症例検討会の開催)
- 症例や分析結果を共有する場と対象の拡大(学術雑誌への掲載、書籍とオンラインコンテンツの作成)
- 本邦での頻度や要因の分析
【活動目標】
- ワークショップの定期開催
- Webコンテンツ作成/内科学会雑誌などに開催報告などの寄稿
- 症例集積の手法を検討
【活動予定】
【活動履歴】
- 第1回ワークショップの開催: 2017年3月12日(日)14時~16時 日内会館会議室
➢報告掲載: 日本内科学会雑誌第106巻第11号 P.2461-2464 - 第2回ワークショップの開催: 2017年8月6日(日)13時~16時 日内会館会議室
- 第3回ワークショップの開催: 2018年2月4日(日)13時~16時 日内会館会議室
- 第4回ワークショップの開催: 2018年5月13日(日)13時~16時 日内会館会議室
- 第5回ワークショップの開催: 2018年10月14日(日)14時~16時 日内会館会議室: 症例提出課題なし
- 近畿地方会併催支部ワークショップの開催: 2018年12月15日(土)14時~16時 大阪国際交流センター -症例提出課題なし
- 第6回講演会の開催: 2019年2月3日(日)14時~15時30分 日内会館会議室 -症例提出課題なし,グループワークなし
- 第116回日本内科学会総会・講演会時 講演会の開催: 2019年4月28日(日)11時30分~13時 ポートメッセなごや
- 第238回東海地方会併催 講演会の開催: 2019年5月26日(日)13時~15時 名古屋国際会議場
- 第7回ワークショップの開催: 2019年10月27日(日)14時~16時 日内会館会議室
- 第117回日本内科学会総会・講演会時 講演会の開催: 2020年4月11日(土)10時30分~12時 東京国際フォーラム【開催中止】
- 第118回日本内科学会総会・講演会時 講演会の開催: 2021年4月9日(金)~11日(日)会期中 オンライン配信
- 第119回日本内科学会総会・講演会時 講演会の開催: 2022年4月15日(金)~17日(日)会期中 オンライン配信
- 第120回日本内科学会総会・講演会時 講演会の開催: 2023年4月14日(金)~16日(日)会期中 オンライン配信
【メンバー】
- 矢吹 拓(国立病院機構栃木医療センター内科)リーダー
- 山本 祐(自治医科大学地域医療学センター総合診療部門)サブリーダー
- 小比賀美香子(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科総合内科学分野)
- 清水 郁夫(千葉大学医学部附属病院)(2017年10月~)
- 鈴木 諭(利根保健生活協同組合利根中央病院総合診療科)(2017年10月~)
- 高田 俊彦(福島県立医科大学 白河総合診療アカデミー)
- 野田 和敬(千葉大学総合診療科)
- 原田 拓(昭和大学病院総合診療科)(2017年10月~)
- 綿貫 聡(東京都立多摩総合医療センター)
- 和足 孝之(島根大学総合診療センター)
オブザーバー
- 大生 定義(新生病院)
【メンバー公募結果】
- 内科学会ホームページ・専門医メーリングリスト等を通じ公募を行った
- 公募期間は、平成28年9月1日〜平成28年9月13日まで
- 公募概要は以下の通り
- 診断プロセス向上に関する活動に積極的に参加できる若手医師
- 募集人数:若干名
- 原則、内科学会会員とする
- 目安として卒後10年以上、25年未満、かつ年齢は50歳未満とする
- 所属先として下記から均等に参加できるようにする
(診療所、小病院、大病院、大学病院 、※女性医師) - 任期:1年 平成28年10月~平成29年9月(第1期); 平成29年10月~平成30年9月(第2期)
- 活動の素案
(①ワークショップ開催(当面は年1回)、②学会誌、HPでの症例提示、③社会への情報発信)
- 応募者 32名、依頼(第1期6名; 第2期3名)