新企画!日本内科学会専門医部会 全人的医療ワーキンググループ主催
“全人的医療実践ワークショップ”―内科医にとっての全人的医療とは?
内科医にとっての“全人的医療”とは?
医療はサイエンスとアートから成り立つとされますが、内科において、EBM(Evidence Based Medicine)などサイエンスに対する理解に比べ、臨床・教育・研究におけるアート領域についての議論は深まっていません。そこでこのワークショップでは、“内科医にとっての全人的医療”について一つの提案をいたします。日々の臨床で、内科医は“全人的医療”をどのような考えのもとに、どのように実践していけるのか、この機会を通じて皆様と一緒に考えていきたいと思います。
開催概要
日時 | 2019年5月12日(日) 12:30~16:00 |
会場 | 日内会館4F会議室 |
対象 | 医師 (卒後10年目ぐらいまでの会員、先着優先) |
定員 | 30名 |
認定更新単位 | 無し |
参加費用 | 無料 |
企画 | 日本内科学会専門医部会 全人的医療ワーキンググループ |
ワークショップの目的と個別目標
日々の診療で全人的医療を実践するために、病む人の「存在」に深く配慮し、適切に援助をする方法や態度を身に付ける
- 「問題解決モード」と「物語モード」との視点の違いを深く理解し、それぞれの特徴について説明できる。
- 診療中に「問題解決モード」と「物語モード」を必要に応じて行ったり来たりできる。(モードチェンジ)
- 患者の存在に配慮し、双方向性の“語り”を担う聴き手の役割を理解し、そこにいることができる。
当ワークショップにおける言葉の定義
「全人的医療」:医学的な援助と同時に、病む人の「存在」に深く配慮し、適切に支援できる医療
「問題解決モード」: 患者の疾病に伴う課題を特定し、解決することに焦点をあてアプローチすること
「物語モード」:患者の病いによる苦悩を、その意味の視点から捉え、配慮すること
ワークショップ当日の概要
全体のレクチャー、少人数のグループワーク(ロールプレイなど)、全体討議等を行います。
ワークショップ・ファシリテーター
日本内科学会 全人的医療ワーキンググループ
申し込み方法
申込フォーム*よりお名前、日本内科学会会員番号(非会員の方はヒ-00000とご入力ください)。
ご所属施設名、ご診療科、卒後年数、連絡先メールアドレス等をご入力いただきお申し込み下さい。
申込フォーム |
申込期間
2019年3月19日(火)~4月9日(火)午前9時 → 第一次募集終了。5/8第二次募集終了。
※応募多数の場合には早めに締め切ることがあります。
※学会員を優先させて頂きますので、非会員の先生方の参加可否は4月11日以降に連絡させていただきます。
事前学習資料(公開用)
ワークショップでより学びを深めていただくために、事前資料を用意いたしました(設問10問・解説付き)。
受講者予定者には別途事前学習用のURLをお送りいたします。
お問い合わせ先
日本内科学会専門医部会事務局 fjsim-office@naika.or.jp
その他
今回のご参加に関して、日本内科学会の認定更新単位の設定はありません。
講演会当日はご見学・飛び入り参加を認めておりません、ご了承ください。