新制度における総合内科専門医の更新基準について
日本専門医機構の内科専門医取得者(以下、内科専門医)が、日本内科学会の総合内科専門医を取得した際の、
新制度における総合内科専門医(以下、新総合内科専門医)の更新基準は以下のとおりである。
〈ご確認ください〉
・従来の学会制度での総合内科専門医と区別するため「新総合内科専門医」と呼称します。
・新総合内科専門医は、一階部分に日本専門医機構の内科専門医を有している方です。
・従来の学会専門医制度の総合内科専門医とは更新基準が異なります。
・今後、新たな決定事項や変更等がある場合には改めてお知らせします。
・現在、2025年度のみの暫定的な対応が掲載されている点につきましてご了承ください。
更新基準・研修単位取得企画について
- 新制度における総合内科専門医は、内科専門医と新総合内科専門医の両資格を更新しなければならない。
- 新総合内科専門医の認定更新に必要な単位数は、
内科専門医50単位と新総合内科専門医25単位を合わせた75単位以上とする。 - それぞれの資格で認定期間が設定されているが、
現状、その認定期間に合わせて認定更新に必要な条件を満たし更新をする必要がある。
- 新総合内科専門医の研修単位取得企画、以下より組み合わせて、認定期間内に25単位取得すること。
企画 | 単位数 | 必須 | |
1) | セルフトレーニング問題 (新総合内科専門医版) | 10 | 〇 |
2) | 総会・講演会での総合内科専門医企画への参加 | 5 | 〇 |
3) | 内科学会専門医部会主催CPCへの参加 | 2 | |
4) | その他 |
1) セルフトレーニング問題(新総合内科専門医版)
認定期間内に1回以上受講し,合格による単位取得を必須とする。
- 新総合内科専門医版は2026年度以降の提供予定である。
- 2025年度は暫定的措置とする。
2025年度に実施する従来のセルフトレーニング問題を受講し、合格した場合には、新総合内科専門医版を受講したとみなし、単位を付与する。
ただし、2025年度のセルフトレーニング問題を、内科専門医の更新に必要な「ⅲ:内科領域講習」単位が不足していることにより、こちらへ充てることを希望する場合は、本人のお申し出により内科専門医の単位として充てる(この場合は新総合内科専門医の単位としては計上されない)。
2) 総会・講演会での総合内科専門医企画への参加
日本内科学会の総会・講演会で開催する、総合内科専門医への指定講演へ参加、1回につき5単位付与する。
2026年度の123回総会・講演会以降に対象企画を用意し、別途案内する。
3) 日本内科学会 専門医部会主催CPCへの参加
専門医部会が主催するCPCへ参加することにより、1回につき2単位付与する。
地方会併催の教育セミナー企画としてCPCを開催することがあるが、2025年度の開催は決まり次第ホームページ等で案内する。
4) その他
対象企画の準備ができ次第ホームページ等で順次案内する。
認定更新について
新総合内科専門医資格を更新するには、既定の研修単位の取得と更新料の納入により更新が可能となる。
【認定期間】5年間
【更新料】5,000円
【単位取得状況のご連絡】
認定期間内に2回、単位取得状況をご確認いただくための案内をする。
(更新2年前の3月、更新年度の7月の2回を予定)
【認定更新手続き】
更新年度の12月に案内を予定。
なお、一階部分の内科専門医資格の更新に関しては、更新時期に合わせ別途ご連絡いたします。