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病歴評価項目

5. 十分に考察されているか 3) 考察の長さは妥当であり,且つ,論理的であるか.

膠原病 総合考察 成人Still病は,若年性特発性関節炎の全身型(Still病)と同様の病像が成人に発症したものである.1971年,Bywatersにより一つの疾患単位として初めて記載された.高熱,多関節痛および皮疹が特 …

5. 十分に考察されているか 2) 適切な文献を引用しているか.

腎臓 総合考察 本症例は花粉症の既往があり,発症直前に仕事で花粉に曝露しておりアレルギーの関与が疑われた.微小変化型と判断した.高度の浮腫や血管内脱水から腎不全を伴ってくるような場合はアルブミン点滴を併用する必要があるが …

5. 十分に考察されているか 1) EBM(診断と治療の根拠)を重視しているか.

血液 総合考察 びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫に対してR-CHOP療法を行った症例である.CHOP療法よりリツキサン追加療法の方が3年増悪生存率,3年総生存率が有意に高いと示されている.(PfreundschuhM(2 …

4. 治療法は適切か 5) 全体的な流れとして妥当な治療か.

腎臓 入院後経過と考察 #1. 大量タンパク尿,血清アルブミン3.0 g/dL以下の低タンパク血症,全身の浮腫および高コレステロール血症(250 mg/dL以上)をきたしており,ネフローゼ症候群と診断した.3月11日より …

4. 治療法は適切か 4) 主病名の治療について記載が充分であるか.

神経 入院後経過と考察 #1.左中大脳動脈塞栓症 (– 略 –) 心房細動があったことから,心原性脳塞栓症と診断した.グリセリン,エダラボン,補液で治療を開始した.その後,麻痺症状は悪化しなかった …

4. 治療法は適切か 3) 入院後の経過(外来症例の場合は、外来受診毎の経過)が正しく記載されているか.

血液 入院後経過と考察 #1.びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫 9月21日~25日までのR-CHOP療法で,触診と肉眼で認める左頸部の腫脹は消失した(21日:ドキソルビシン,オンコビン,エンドキサン,21日~25日:プレ …

4. 治療法は適切か 2) 診断名に対して適切な治療法であるか.

血液 - 入院後経過 #1.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫〈DLBCL〉 入院後骨髄穿刺を施行し、臨床病期ⅢA,IPI予後不良因子は臨床病期のみでlow riskと診断した(age-adjusted IPIではlow-i …

3. 診断プロセスは適切か 6) 診断名が適切であるか.(十分な科学的根拠が提示されて,それに基づいた適切な診断病名が記載されているか)

腎臓 入院後経過と考察 #1. 大量タンパク尿,血清アルブミン3.0 g/dL以下の低タンパク血症,全身の浮腫および高コレステロール血症(250 mg/dL以上)をきたしており,ネフローゼ症候群と診断した.3月11日より …

3. 診断プロセスは適切か 5) 鑑別診断については十分記載されているか.

循環器 入院後経過と考察 #1. うっ血性心不全は,酸素投与およびフロセミド静注による利尿効果が得られ,速やかに改善した.心不全の原因は,心臓カテーテル検査で冠動脈病変は認めず,左室全周性に壁運動低下を認めたことから,心 …

3. 診断プロセスは適切か 4) 診断に必要な画像所見の記載は充分であるか.

血液 現病歴 2016年7月に左頸部の主張に気付き,かかりつけ医を受診したが,原因不明で経過観察となったが,その後も頸部腫脹は増大したため精査目的で9月1日当院内科受診した.9月10日に当院耳鼻咽喉科にて左頸部リンパ節生 …

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