1.地方会参加費の改定について
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて以降,本会地方会は完全web開催を主体に開催して参りましたが,昨年10月に開催した支部代表者会議において,今後はより地方会を活気あるものとするためにも,徐々に会場発表や参加も併用する「ハイブリッド形式」での開催が選択できるような環境整備が重要であるとの結論に至りました.しかしハイブリッド開催は会場費や配信関連費等がより大きく増加することから,この度令和4年2月より,地方会の参加費を以下の通りに改定させていただくこととなりました.
地方会参加費
変更前 変更後
(旧)1,000円(税込) → (新)2,000円(税込)
地方会は,会員の年会費を原資とする「支部助成金」と「地方会参加費収入」のみで運営しております.各支部では今後も継続して経費抑制に努めて参りますので,会員の先生方のより一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます.
2.支部主催生涯教育講演会のアーカイブ配信を開始いたします
令和4年2月より,本部主催のA・B・Cセッション同様,支部主催の生涯教育講演会においてもアーカイブ配信を実施いたします.講演内容は,開催当日現地会場で1講演が終了するたびに順次マイページにアップロードされていき,最大1週間までご視聴いただけます.
先生方の日常診療に役立つ講演を,ご自身の都合のよいタイミングでご視聴いただけるだけでなく,ご所属の支部を問わず全国どの講演会にもご参加いただけますので,認定更新単位取得の機会が今後より一層拡大します.
※支部主催生涯教育講演会の参加費は従来通り1,000円(税込)のままで変更はありません
3.事前参加登録システムを一本化いたします
令和4年2月より,これまで支部ごとに異なり煩雑であった事前参加登録受付のシステムを,本会主催の年次講演会等で使用している既存システムと統合させ『講演会・地方会視聴参加登録・配信サイト』に一本化いたします.これにより全国で開催されるすべての講演会企画や地方会への事前参加登録と当日視聴がご自身の「マイページ※」内で完結できるようになります.
従来の「内科学会総会・講演会」「生涯教育講演会A・B・Cセッション」「内科学の展望」のLive配信サイトで一度でも利用登録をされている場合は,既存のマイページがそのまま継続されるためログインするだけでご利用いただけます.また新規ご参加の場合でも,視聴参加登録・配信サイト上で新規のご利用登録を行えば,即時ご利用いただけます.
(パーソナルwebとは異なります)
4.各種講演会・地方会・セミナー等での入退場時間記録について
日本内科学会では現在,日本専門医機構の指針に沿った新しい更新制度への移行準備をすすめております.新しい更新制度では,講演会等の参加において実際の参加時間が問われるようになることから,日本内科学会ならびに支部主催の企画では,令和3年10月よりすべて入場と退場の時間データ(webの場合は視聴時間)を取得させていただいております.
なお参加時間による単位は1時間当たり1単位という設定ですが,これは新たに誕生する日本専門医機構認定の内科専門医の方を対象に新しい更新制度として導入されます.そして将来的には,学会専門医制度である認定内科医,総合内科専門医も統一した,新更新制度への移行を予定しています.
《Q&A》
- Q1.日本内科学会の認定内科医・総合内科専門医を取得しておりますが,今回からすぐに参加した時間が問われるようになるのですか?
- A1.現時点において認定内科医・総合内科専門医の方は,新専門医制度の1時間=1単位という基準は適用されませんが,将来的には必要になります.一部ではすでに単位取得条件として参加(視聴)が設定されている企画があることから,この度支部企画においても参加時間の入退登録を実施させていただくことになりました.
- Q2.認定内科医・総合内科専門医が,新専門医制度の更新基準へ移行するのはいつからですか?
- A2.早くて2022年度(2023年3月末)以降より開始され,現在のご自身の認定期間を更新した後から適用されます.※認定期間途中での移行はいたしません.
- Q3.新しい更新基準については何処を見ればわかりますか?
- A3.現在,内科専門医の更新基準のみとなりますが,日内会誌「内科学会からのお知らせ」,ホームページの「専門医制度/認定更新」に掲載されております.
以上