テーマ『血液悪性腫瘍だけじゃない!総合診療科で診断する汎血球減少症』
日常診療において、時に汎血球減少を呈する症例に遭遇することがあります。もちろん、血液内科の専門医師に相談することも大事ですが、鑑別診断は血液悪性腫瘍だけでなく、それこそ幅広く存在します。
今回、当院総合診療科で経験した3例の汎血球減少を呈した症例を元に臨床推論を行い、汎血球減少を見た時の知識のおさらいをしたいと思います。汎血球減少を認めた、42歳男性、92歳男性、50歳男性、いずれも日常診療に役立つエッセンスの詰まった症例です。また、血液内科医師とも協力して、より知識を深めていきたいと思います。
内科医として、血液悪性腫瘍だけじゃない、汎血球減少の奥深さを一緒に勉強しましょう。
開催日 | 2019年8月17日(土) 13時~14時20分 |
会場 | 産業医科大学ラマツィニーホール 小ホール(地方会第2会場) 北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1 TEL:093-603-1611(代表) |
主催・企画 | 専門医部会九州支部 |
世話人代表 | 飯塚病院 吉野 俊平 |
参加方法 | 参加費:無料 / 参加受付時間:12時30分~14時10分 事前申し込みは不要です。初期研修医や医学生などどなたでもご参加いただけます |
認定更新単位設定 | 参加:2単位 / 単位登録時間:14時20分~14時30分 |
プログラム
はじめに 司会:飯塚病院総合診療科 冨山 周作
- 血液内科・総合診療科、それぞれの立場からの汎血球減少(20分)
飯塚病院血液内科 八木 悠
- 症例提示(各15分)
『ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血により汎血球減少を認めた42歳男性』飯塚病院総合診療科 鈴木祥太郎『メトトレキサート長期内服中に巨赤芽球性貧血をきたし、汎血球減少を認めた92歳男性』
飯塚病院内科専攻医 黒川 智美『潰瘍性大腸炎治療中に血球貪食症候群により汎血球減少を認めた50歳男性』
飯塚病院総合診療科 冨山 周作 - 質疑応答(10分)