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教育セミナー(東北)
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平成31年度第1回 教育セミナー

託児室のご案内

託児室(無料)をご用意いたします。ぜひご利用ください。(事前予約制です)icon-arrow-circle-right託児室の詳細・お申し込み

開催日2019年2月16日(土) 10時~11時
会場仙台国際センター会議棟 2階 大会議室「橘」
仙台市青葉区青葉山 TEL:022-265-2450 会場案内図・交通案内
企画専門医部会東北支部
世話人代表山形大学 今田 恒夫
参加について参加費:無料 / 受付時間:9時30分~10時50分
◆事前予約不要でお住まいの地域に関係なくご参加いただけます
認定更新単位設定参加:2単位 / 単位登録時間:11時~11時15分 (セミナー終了後)
その他◆参加・単位登録とも必ず上記受付時間内に済ませください
◆代理出席・登録は認めません

テーマ:『多様化する糖尿病診療と最新知識』

日本の糖尿病人口は約700万人であり、1955年の糖尿病患者数を1とすると2017年では38.5倍に増えた。このように、今や糖尿病は「common disease」であり、全ての診療科において関わらざるをえない疾患である。糖尿病があると平均寿命が男性8.2年、女性11.2年短縮し、網膜症、腎症、神経障害、大血管症などの糖尿病合併症が増えるばかりでなく、肝臓癌や膵臓癌などの悪性腫瘍も増えることが分かってきた。薬物治療においては2009年に認可されたDPP4阻害薬が広く使用され、最近の大規模臨床試験で心血管疾患を減らしたGLP-1受容体作動薬とSGLT2阻害薬が使用されるケースも増えてきた。インスリン製剤についても進歩があり、最新の持効型溶解インスリンは低血糖を減らすことができる。以前から自己注射患者には在宅自己血糖測定(通称:SMBG)が認可されていたが、一定の条件を満たせば「持続血糖モニター(通称:CGM)」を使用できる。CGMは長期間連続的な皮下グルコース値をモニターでき、良質な血糖コントロール達成に寄与できる。さいごに、血糖コントロール目標は年齢、罹病期間、臓器障害、低血糖の危険性、サポータ体制などを考慮して個別に設定することが重要である。

高齢者糖尿病の血糖コントロール目標値(HbA1c値)は一般成人とは別に定められた。糖尿病診療は多様化しており、本教育セミナーを通じて内科医として必要な最新知識を整理してみたい。

司会
東北大学大学院医学系研究科腎・高血圧・内分泌学分野 宮崎真理子
講師
東北大学病院糖尿病代謝科 澤田正二郎

詳細

日付:
2019年2月16日

会場

仙台国際センター
宮城県仙台市 青葉区青葉山無番地 980-0856 + Google マップ
サイト:
http://www.aobayama.jp/
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