第29回東海支部教育セミナー
テーマ『発熱疾患へのアプローチ』
発熱疾患は内科医が日常診療において必ず遭遇するものであり、ときに迅速な診断が要求される。検査技術の進歩や疾患概念の確立は発熱疾患の診断を容易にしたと言える。新型コロナウイルス感染症では診断に遺伝子検査が寄与した。しかし一方では、発熱以外の症状に乏しく諸検査でも陽性所見が得られないような不明熱が存在する。その背景には、患者の加齢・基礎疾患、抗菌薬・抗癌薬・免疫抑制薬等による修飾がある。
今回の教育セミナーでは、発熱疾患に対する異なるサブスペシャルティ(総合内科、膠原病内科、呼吸器内科)からのアプローチを取り上げた。各エキスパートの問診、身体診察、追加検査による発熱疾患診断のポイントを学び、明日からの診療に活かしていただければ幸いである。
本セミナーは学会会員に限らず学生や初期研修医の参加を歓迎する。
開催日 | 2020年10月18日(日) 13時~15時30分 |
企画 | 専門医部会東海支部 |
世話人 | 静岡市立清水病院呼吸器内科 吉富 淳 |
開催形式 | web開催 (会場設定はありません) |
参加方法 | 参加費:地方会参加の事前登録が必要になります。 詳しくは第242回東海地方会のページをご参照ください お住まいの地域に関係なくご参加いただけます。 |
セミナーの視聴方法 | 事前参加登録を頂いた方へ視聴用サイトのログインID・PWをメールでお知らせいたしますが、実際の視聴には、【ZOOMウェビナーへの事前登録】が必要なため、視聴用サイトのログインID・PWと共に【ZOOMウェビナーへの事前登録】用URLをお知らせいたします。その登録後に表示される視聴用URLまたは登録後自動返信にて送信されるメールに記載された視聴用URLからご視聴ください。 |
認定更新単位設定 | セミナーの視聴が確認できた参加者に対し後日2単位を付与いたします ※視聴時間は任意といたしますが、60分以上のご参加をお願いいたします ※地方会参加単位に加えて取得可能です |
プログラム
- 司会
- 静岡市立清水病院呼吸器内科 吉富 淳 / 名古屋第一赤十字病院消化器内科 春田 純一
- 講演 13時~15時
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- 13:00~13:40
『総合内科でみる不明熱 ―免疫抑制薬使用の前に―』岐阜大学医学部附属病院総合内科 田口皓一郎 - 13:40~14:20
『膠原病内科医からみた発熱疾患』浜松医科大学内科学第三講座免疫・リウマチ内科 下山久美子 - 14:20~15:00
『発熱疾患へのアプローチ ―呼吸器感染症―』名古屋第一赤十字病院呼吸器内科 横山 俊彦
- 13:00~13:40
- 総合討論 15時~15時30分
- ディスカッサント
陽だまりの丘なかむら内科 中村 真潮
医療法人生寿会かわな病院腎臓・リウマチ膠原病内科 山田 晴生