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教育セミナー(東北)
イベントを読み込み中
開催日 2024年6月22日(土) 10時00分~11時00分
開催形式 現地開催のみ
現地会場 仙台国際センター
企画 専門医部会東北支部
世話人 秋田大学循環器内科 鈴木 智人
参加費 無料
参加方法 第232回東北地方会への参加登録が必要になります。
※お住まいの地域に関係なくご参加いただけます。
認定更新単位設定 【認定内科医・総合内科専門医】2単位
icon-arrow-circle-right 入退場時間記録について
【内科専門医】[出席単位]:なし [参加単位]:1時間1単位
※参加時間が問われます
「内科専門医」資格の認定と更新についてのご案内
注意事項 単位がパーソナルウェブに反映まで1か月程度かかります
参加状況確認後、事務局にて自動付与いたします。別途申請等を行う必要はありません。

プログラム / 令和6年度CPCセミナー

テーマ「劇症型心筋炎に類似した経過をたどった転移性心臓腫瘍の一例」

 

司会
  秋田大学医学部循環器内科学講座 鈴木 智人
症例提示
  秋田大学医学部循環器内科学講座 加藤 僚佑
剖検所見(病理)
  秋田大学医学部器官病態学講座 小山 慧
ミニレクチャー
  秋田大学医学部血液内科学講座 北舘 明宏
コメンテーター
  後藤 明輝、吉田 誠、小山 慧、北舘 明宏、鈴木 智人、加藤 僚佑

【症 例】60歳代 女性
【主 訴】全身倦怠感 眼瞼浮腫 下腿浮腫
【既往歴】高血圧症 脂質異常症
【現病歴】2ヶ月前から倦怠感と眼瞼の浮腫を自覚していた.倦怠感は徐々に増悪し,体重が約10kg低下したが下腿には浮腫が出現した.X日に急激な呼吸苦増悪があり救急搬送となった.心電図上Ⅲ,aVFでのST上昇,心筋TnT,CKの上昇,心エコーでびまん性壁運動低下(EF 30%),浮腫状左室壁肥厚を認めた.緊急で冠動脈造影を行ったが冠動脈に狭窄はなかった.カテーテル室で電気ショック抵抗性の心室細動に移行し,血行動態が破綻したためVA-ECMOを導入し集中治療を行った.心筋生検でリンパ球浸潤が散見されたことと経過から劇症型心筋炎と診断した.入院後数日間は心室細動が持続していたが,徐々に補充調律の時間が増え,左室駆出率も改善傾向となった.しかし,その一方で多臓器不全の様相が強くなり,X+14日に死亡した.2ヶ月前からの症状が急性増悪したという病歴はウイルス性の心筋炎としては非典型的で,自己免疫性心筋炎の可能性を考えた.

原疾患特定のために病理解剖を依頼した.

詳細

日付:
2024年6月22日

会場

仙台国際センター
宮城県仙台市 青葉区青葉山無番地 980-0856 + Google マップ
サイト:
http://www.aobayama.jp/
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