平成28年4月14日(木)夜に発生した「平成28年熊本地震」では、日々大きな被害が報じられています。
亡くなられた方々に対しご冥福をお祈りすると同時に、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、負傷された方々、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
今回の地震はいわゆる直下型地震で、倒壊した家屋が目立ち、大きな余震活動も続いています。これまで、阪神・淡路大震災、平成16年新潟県中越地震や平成20年岩手・宮城内陸地震では、長く続いた余震活動により特に循環器系の疾患の発生が問題になりました。
日本内科学会では、災害医療に関する資材や情報について、平成22年以来学会誌を通して提供しておりましたが、関連すると考えられる資料につき、ホームページにて提示することにいたしました。
取り急ぎ、参考にしていただければと思います。
- 災害時の循環器疾患:内科診療の留意点(苅尾七臣)
災害時循環器リスクスコア(AFHCHDC7)
災害時循環器予防スコア(SEDWITMP8) - 災害時の圧挫症候群と環境性体温異常(阿南英明)
- 肺血栓塞栓症:「防ぎ得た死」を防止するための深部静脈血栓症対策(田中純太)
関連学会等の特別サイト(順次更新)
『日本循環器学会』
熊本地震関連情報サイト
『日本糖尿病学会』
熊本・九州地震対策本部の設置について
『日本アレルギー学会』
災害派遣医療スタッフ向けアレルギー疾患対応マニュアル(暫定版)の公開
『日本感染症学会』
災害と感染症対策
『日本老年学会』
平成28年熊本地震への高齢者支援