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2027年度採用(2027年4月開始)臨床研究医コースの募集について(予告)

日本専門医機構より、2027年度採用に向けた「臨床研究医コース」の募集スケジュールおよび整備指針の改定(第二版)が示されました
今回の改定により、専攻医の先生方がより研究に集中しやすく、また施設側も受け入れやすいよう要件が整理されています

各プログラム(基幹施設)からの申請受付は2026年7月6日から8月3日にかけて実施いたします。事前の準備および学内・施設内でのご検討をお願いすべく、目的や主な変更点について要点を絞って先行公開いたします。

1.臨床研究医コースとは(設置の目的)

  • 「専門医」と「学位(医学博士)」の同時取得
    カリキュラム制による専門研修を行いながら、大学院等で医学研究を同時並行で進め、最短期間での専門医資格と学位の取得を目指すコースです

  • 未来の医学界を支える人財の育成
    キャリアの早期から研究に携わる機会を確保し、将来の日本の臨床医学・基礎医学の研究および医学教育をリードする「臨床研究医(Clinician Scientist)」を育成することを目的としています

2.コースの仕組みと研修期間(ご注意いただきたい点)

本コースは「臨床に専念する期間」と「研究と臨床を両立する期間」の2つのフェーズで構成されています

  • 臨床フェーズ(1年間): コース開始後の最初の1年間は、所属プログラムの研修施設においてフルタイムで集中的に臨床研鑽を積む期間です

  • 研究フェーズ(最低4年間 ※内科の場合): 大学院等に所属して医学研究を行いながら、同時に臨床診療にも従事する期間です。研究だけに専念する期間ではありません

【重要:専門研修期間は短縮されません】 内科専門研修はカリキュラム制で行われます。臨床フェーズは1年間ですが、続く研究フェーズにおいても最低2年相当は臨床に携わることが必須です。そのため、トータルの専門研修期間が通常のプログラム制(3年以上)より短くなることはありません。「1年で専門研修を終えて、あとは研究だけを行えばよい(専門研修期間が短くて済む)」ということではありませんので、プログラムと専攻医の間での調整には十分ご注意ください

3.今回の改定(第二版)における主な変更のポイント

2026年6月19日付の改定により、主に以下の点が変更・明確化されました

  • 通常の専門研修からの移行(応募)が可能に
    既に専門研修を開始している専攻医が、所属プログラムを離脱して臨床研究医コースに応募・移行することが可能である旨が明記されました(ただし、本コースを開始する時点で既に博士号を取得している、または取得見込みの専攻医は応募できません

  • コース期間の明確化(内科は最短5年)
    基本領域の通常の研修期間に応じてコース期間が設定されました。内科(通常3年)の場合は、本コースは最短5年(臨床フェーズ1年+研究フェーズ4年)となります

  • 修了要件の具体化
    大学院での医学博士取得に加え、SCI収載英文誌に筆頭著者(First author)として2編以上の論文発表を行うことが明示されました(※うち1編は、英文症例報告または和文の臨床研究論文での代用が可能です

  • 専攻医の身分保障の徹底
    臨床フェーズだけでなく、大学院等に所属する研究フェーズにおいても、専攻医・医員・非常勤医師等としての給与や社会保険など、適切な身分保障を行うことがプログラムに義務付けられています

  • 離脱時ペナルティの緩和
    万が一、専攻医がコースから離脱した場合の施設側への一律のペナルティ(過去の指針にあった「3年間の参加資格停止」など)の文言が削除され、機構による個別調査の上での判断となりました

4.今後の申請・募集スケジュール(予定)

各プログラムからの募集設定やシステム申請は、以下のスケジュールで進行します。7月の受付開始に向けて、事前のご調整等をお願いいたします

日程(2026年) 内容 対象
7月14日 〜 7月24日 各プログラムからの募集設定受付(機構システム) プログラム
8月21日 専門医機構による審査・承認、HP募集告知 専門医機構
9月1日 〜 9月18日 専攻医の募集(応募受付)期間 専攻医(応募希望者)
10月13日 専攻医への採用通知 専門医機構

詳細資料(PDFダウンロード)

制度の具体的な要件や手続きの詳細については、必ず以下の日本専門医機構発出資料をご確認ください。

【資料1】臨床研究医コース整備指針(第二版)_20260619
【資料2】臨床研究医コース整備指針 新旧対照表
【資料3】2027年度採用 募集スケジュール詳細・流れ図

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