2021年3月31日をもちまして、従来より本会が運用してまいりました研修制度である「認定医制度」で施設認定を受けておりました「教育病院」「教育特殊病院」「教育関連病院」「教育関連特殊病院」の認定が終了となります。
これは、2021年4月より、内科の研修制度が新専門医制度(2018年度開始)に一本化されることが理由となります。
「教育病院」「教育特殊病院」「教育関連病院」「教育関連特殊病院」という施設単位で独立した認定は終了いたしますが、新専門医制度では「基幹施設」「連携施設」「特別連携施設」という施設群が個々の研修プログラムを構成し、内科専門医を養成していく制度となっており、既存の「認定教育施設」の大多数は、新専門医制度の研修プログラムにも何らかのかたちでご参画いただいているかと存じます。
引き続き、内科の後期研修を担う施設として、ご協力をいただけますと幸いです。
「認定教育施設」の終了によって廃止される項目
- 施設認定証の発行(直近で発行している認定証の期限は2021年3月31日です)
- 10件以上(教育病院)、1件以上(教育関連病院)といった一律で定められた剖検実施数の要件
※剖検は新専門医制度においても、内科専攻医に必要な研修と位置づけられ、その実施数が新制度の内科研修プログラムの定員数を決定する要素となっております。 - その他、施設認定の要件は新専門医制度の「基幹施設」「連携施設」「特別連携施設」の施設要件に切り替わります
今後も継続される項目
- 年次報告書のご作成(「基幹施設」「連携施設」としてのご登録がある施設のみを対象)
- 内科指導医の登録(J-OSLERでの管理となります)
- 施設代表としての「教育責任者」の役職は廃止されますが、代わりにJ-OSLERに登録されている「プログラム統括責任者」「研修委員会委員長」が研修に関する承認等を行なっていただくことになります