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COVID-19の影響に伴う内科専門研修の措置について

内科領域ではCOVID-19の影響に伴う内科専門研修の措置を次のとおり実施いたします。

概要

1.受験資格の緩和措置

内科専門医試験は全ての修了要件を満たした上で、受験することになっているが、内科専門研修3年次末までに修了要件の「一定基準」(症例経験を120症例登録、指定された29症例の病歴要約の個別承認完了[病歴要約一次評価ができる状態])を満たすことにより、内科専門医試験の受験を認める。

2.修了要件の期間延長(最大1年間)

上記1の要件を満たし試験に合格した者は、不足している残りの修了要件(一部の症例経験、学会参加や講習会受講)を受験した年度中に満たした段階で、内科専門医として追加認定する。以上より、修了要件の「一定基準」を満たせば、受験年度を1年遅らせることなく、最大1年間の追加研修期間が認められる。

3.サブスぺシャルティ研修について

サブスペシャルティの研修については、内科専門医の認定を受けることを前提に、受験年度のサブスぺシャルティの研修を可能とする。また内科のサブスぺシャルティ連動研修は本件の影響なく、連動研修として取り扱われる。

4.本措置の対象者

専攻医1期生(2018年度研修開始)~専攻医3期生(2020年度研修開始)

5.措置の在り方について

COVID-19の影響が長期化する可能性、あるいはまだ表面化していない状況があるかもしれないため、各施設への調査やJ-OSLERのデータなどに基づき、定期的(半年に一度程度)に措置の内容を見直し、必要に応じてアップデートする。

具体的な修了要件の期間延長措置に活用方法ついて

1.病歴要約

現在、すでに専攻医1期生(2018年度研修開始)の多くの方が病歴要約評価の一次評価、二次評価に進んでいます。COVID-19の影響を受けながらも本年度中に病歴要約の評価完了を目指す中、一定の期間延長を求めるご意見をいただきました。
また本年は専攻医1期生が初めて病歴要約評価を行う年度であり、病歴要約作成上の注意点の周知(病歴要約の疾患群選択:領域別症例は異なる疾患群から作成すること等)、システム上の制約、二次評価の修正対応期間に関するご意見や指摘をいただきました。そのため病歴要約の評価期間につきまして、期間延長を二段階の形で用意いたしました。

延長措置A:

本年度内に病歴要約の評価を完了する場合
当初から2か月の病歴要約評価期間の延長をいたします。

〇病歴要約の一次評価期間
当初期間:4月1日~8月31日まで→10月31日まで延長します

〇病歴要約の二次評価期間
当初期間:5月1日~12月20日まで→翌2月20日まで延長します

延長措置B:本年度内の病歴要約の評価完了が難しい場合
本年度中(2021年3月31日まで)に一定の基準(120症例の登録と指定された29の病歴要約の個別承認完了[病歴要約一次評価ができる状態])を満たしていれば、翌年の内科専門医の受験を認めます。その際、病歴要約の評価は、受験年度中の上記期間に並行的に行うことになります。内科専門医試験に合格し、病歴要約評価、及び他の要件を含めてすべての修了要件を達成することにより、内科専門医として認定します。

 いずれの延長活用につきましても、J-OSLER上で進捗が確認されるため、特段の申請手続きは必要ありません。

2.その他の修了要件

1)症例登録

160症例以上の受け持ち症例の登録は、追加される期間延長期間(最大1年間)を活用して達成することが認められます。

2)学会発表・論文発表、各種講習会の受講について

現在、様々な学会が延期もしくは中止になっており、学会発表や参加の機会が得られず、JMECCをはじめ各種講習会の受講機会も十分ではありません。そのため、これらの修了要件達成が難しい場合、期間延長の措置(最大1年間)を活用して、不足している内容の参加、受講をしてください。なお、受講機会の不足を補うため、日本内科学会でも倫理、医療安全、感染制御等のe-learningを年度後半に向けて準備します。

※学会ではオンデマンド企画やLIVE配信などで視聴参加可能な学会や講演会が順次用意されておりますが、これらにつきまして本人参加確認が取れるものは「参加」として認められます。現在、日本内科学会では生涯教育講演会のオンデマンド企画(単位登録なし)が該当企画として提供されており、第117回日本内科学会講演会(LIVE配信)など順次、対象企画を増やしてまいります。

3)ローテーション研修の影響について

COVID-19の影響に伴い、当初のローテーション研修(または施設群研修)が上手く稼働していない可能性がある場合、これについては日本専門医機構から別段の配慮が示されており、内科領域では研修実績として認めます。
但し各プログラムは延長された研修期間を含めて、最終的には施設群研修を行うよう配慮をお願いいたします。

4)COVID-19に伴う研修中断期間の取り扱いについて

日本専門医機構からはCOVID-19の診療に伴う研修期間の中断を6か月認めると示されていますが、COVID-19の診療は、内科の研修実績としても貴重であるため、この診療に専従した期間はもちろん内科研修期間として認められます。なお、研修期間の遅れを生じさせない中断可能な研修期間の設定(最大6か月間)は、本来、専攻医個人の事情(産休育休,介護,留学等)によるものであります。そのため内科領域ではCOVID-19の影響(罹患や休業、待機等)に伴う研修期間の中断につきまして、プログラム管理委員会の確認を踏まえたものは、別扱いとして認められるよう、配慮いたします。

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