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第222回東北地方会 若手奨励賞受賞者

第222回東北地方会

◆2021年2月22日(土) ◆会長:東北大学 正宗 淳 ◆会場:web開催

演題番号 1
演者:合谷木 諒 / 指導医:相澤 貴史
山形県立中央病院
退院後に免疫性血小板減少症と診断されたCOVID-19の1例
演題番号 2
演者:森 健太郎 / 指導医:遠藤 秀晃
岩手県立中央病院
心筋梗塞発症後急激に進行した呼吸不全の原因が肺癌肉腫であった1剖検例
演題番号 8
演者:森本 玲生 / 指導医:中嶌 真治
石巻赤十字病院血液内科
原発性中枢神経B細胞リンパ腫の治療から6年後に発症した原発性中枢神経T細胞リンパ腫の1例
受賞の感想

山形県立中央病院 研修医 1年目 合谷木 諒

この度は、日本内科学会東北地方会初期研修医プレナリーセッションにおいて若手奨励賞を賜り、大変光栄に思います。発表準備に際しまして、お忙しい中ご指導いただいた山形県立中央病院の先生方にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。

今回発表させていただいたのは退院後に免疫性血小板減少症(ITP)と診断されたCOVID-19の症例です。現在社会全体の問題ともなっているCOVID-19と、古典的な疾患であるITPの関連についてはまだ文献は多くなく、機序も明らかでありません。その中で文献調査や考察をするのは非常に難解でしたが、指導医の先生方に組織所見や診断の手立てを学びながら、ディスカッションを重ね一つ一つの病態・診断を紐解いていく経験は他ではなし得ない有意義な経験でした。今後のさらなる病態解明及び治療について、今回の発表が症例の蓄積の一つとなればと思います。

学会発表は今回はじめてでした。5分という限りある時間の中でいかに伝えるかを試行錯誤したことは、非常に良い経験であったと同時に、ディスカッションを重ねる上で自身の知識不足を痛感する機会でもありました。今回の発表を今後の診療や発表の機会の糧にできればと思います。今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

岩手県立中央病院 2年次初期研修医 森 健太郎

この度は貴重な発表の機会をいただき誠にありがとうございました。さらに若手奨励賞に選出していただき大変光栄に思います。御指導と御協力をいただきました遠藤秀晃先生をはじめとする諸先生方、スタッフの皆様に心より御礼申し上げます。

経過や剖検結果、考察内容を簡潔にまとめることは大変難しく、苦労いたしました。今回の発表にあたり、学術的内容からプレゼンテーションの技術に至るまで多くの方に御指導をいただき、要点を押さえた発表ができたように思います。肺癌肉腫は極めて稀な疾患であり、発表時点では治療方法が確立しておりませんでした。今回の発表が今後の肺癌肉腫の診療に少しでもお役に立てれば幸いです。

今回の発表を通じて得た経験と知識を今後の診療に生かし、一層精進して参ります。今後も御指導を何卒よろしくお願い申し上げます。

石巻赤十字病院 森本 玲生

この度は日本内科学会東北地方会で発表の機会を頂き、また若手奨励賞に選出して頂き大変光栄に思います。御指導御支援を賜りました、中嶌先生をはじめとする石巻赤十字病院血液内科の先生方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。今後もさらなる研鑽を重ねてまいりますので、御指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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