年次講演会
専門医部会主催女性医師支援ワークショップ
「内科学会への提言」および女性医師に関するワーキング活動展示
(日本医師会女性医師支援センター復職支援相談窓口併設)
専門医部会女性医師に関するワーキンググループ
小﨑真規子、早野恵子、山本典子、板東浩
前田賢司、木原康樹、村島温子、檜山桂子
近年の医師不足の一因として、増加する女性医師の出産育児に伴う離職が指摘されており、医師不足解消のために女性医師支援が全国で試みられている。こうした背景のもと、日本内科学会は基盤学会として最大のものであり、本学会で女性内科医がモチベーションを持って生涯にわたりキャリアを築いてゆく体制を整え、多様な価値観が学会活動に反映されることは医学界全体や社会に対しても意義深く、取り組むべき喫緊の課題である。
専門医部会女性医師に関するワーキンググループ(以下WG)は、平成24年第109回日本内科学会講演会で「女性内科医が生き生きとワーク・ライフ・バランスを保ちながら仕事を続け社会に貢献するための提言」(案)を提示した。この案を、新たに内科学会に設置された将来計画検討ワーキンググループ男女共同参画委員会とともに実現に向けて推進するために、下記のごとくワークショップならびに展示を企画した。
展示会場では日本医師会女性医師支援センターにより女性医師の復職相談にも対応する。
◆ワークショップ◆
4月14日(日) 10:20~12:00 ガラス棟G407
「女性内科医が生き生きとワーク・ライフ・バランスを保ちながら仕事を続け社会に貢献するための提言」司会: WG委員 国立成育医療センター母性医療診療部 村島 温子
WG委員 医療法人社団福原医院 檜山 桂子
- 女性医師に関するWG活動経緯WG委員 国立成育医療センター母性医療診療部 村島 温子
- 専門医部会質問紙票調査の結果(日内会誌100: 2020-31、2011)から見えるものWG委員 医療法人西陣健康会堀川病院 小崎真規子
- フォーカスグループインタビュー(2009/2011)の結果から見えるものWG委員 済生会熊本病院総合診療科 早野 恵子
- ポジティブアクション1: 男女共同参画委員会活動の効果日本腎臓学会男女共同参画委員会委員長
東京女子医科大学腎臓内科 内田 啓子 - ポジティブアクション2: 女性定数制(クオータ制)の導入と男女共同参画委員会の活動日本循環器学会理事、男女共同参画委員会委員長
大阪市立大学病理病態学 上田真喜子 - ポジティブアクション3: 2020.30に向けた日本医師会の試み日本医師会女性医師支援センター統括コーディネーター
秋葉クリニック 秋葉 則子 - 日本内科学会における男女共同参画の展望日本内科学会男女共同参画WG
埼玉医科大学総合医療センター消化器・肝臓内科 名越 澄子 - 提言案の提示と採択WG委員 医療法人社団福原医院 檜山 桂子
◆ブース展示◆
4月12日(金)~14日(日) コミュニケーションスペース110 展示ホール- 専門医部会活動展示:
専門医部会質問紙票調査・フォーカスグループインタビュー結果
「女性内科医が生き生きとワーク・ライフ・バランスを保ちながら仕事を続け社会に貢献するための提言(案)」 - 復職支援相談窓口:
日本医師会女性医師支援センターによる女性医師バンクの紹介と女性医師復職支援相談の実施
- 専門医部会活動展示: