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第232回東北地方会 若手奨励賞受賞者

第232回東北地方会

◆2024年6月22日(土) ◆会長:東北大学 安田 聡
◆会場:一般演題:web開催、プレナリーセッション:ハイブリッド開催(会場:仙台国際センター)

演題番号 9
演者:小林 一道 / 指導医:三田 正行
白河厚生総合病院血液内科
ダサチニブ維持療法中に髄膜再発を認めたPh染色体陽性急性リンパ性白血病の1例
演題番号 4
演者:須藤 響子 / 指導医:大黒 顕佑
大崎市民病院腎内分泌内科
抗リン脂質抗体症候群により副腎出血性梗塞を来した1例
演題番号 1
演者: 柳澤 直 / 指導医:野村 栄樹
仙台市立病院消化器内科
漢方薬長期内服中にみられた腸管膜静脈硬化症の1例
受賞の感想

白河厚生総合病院血液内科 小林 一道 先生

この度は第232回日本内科学会東北地方会におきまして研修医プレナリーセッションでの発表の機会、また若手奨励賞に選出いただき大変光栄に存じます。白河厚生総合病院血液内科の三田先生を始めとして多くの方々にご支援いただき、発表まで辿り着くことができました。この場をお借りして深く御礼申し上げます。
Ph陽性ALL患者がダサチニブ維持療法中に髄膜再発をきたした1例に関して発表させていただきました。
標準治療を行なった上でも本症例のように再発をきたしてしまった症例を経験させていただき、現代医療の限界について感じた一方で、考察を深める中で第三世代TKIによる治療やMRD測定に基づいた治療選択など医療の進歩も感じることができた症例でした。
初めての学会発表でもあり、かなり緊張しておりましたが、質疑応答など各科の先生方の御視点から貴重な質問をいただき、大変勉強になりました。今回の経験を活かして日々研鑽を積んで参ります。この度は貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。」
以上のようにさせていただきます。
この度は貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

大崎市民病院腎内分泌内科 須藤 響子 先生

この度は日本内科学会東北地方会の初期研修医プレナリーセッション、および若手奨励賞に選出頂き、身に余る光栄でございます。また発表に際し、ご指導いただきました大黒顕佑先生をはじめとする大崎市民病院腎臓・内分泌内科の先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。
 今回発表させていただいた症例は、抗リン脂質抗体症候群を背景として抗凝固薬の変更を契機に発症した副腎出血性梗塞の症例でした。静脈血栓症を伴う抗リン脂質抗体症候群ではワルファリンが適応となること、また抗リン脂質抗体症候群においては出血性梗塞であってもワルファリン投与によって改善を認めることがあると改めて実感する機会となりました。
 初期研修医となって初めての登壇であり、大変貴重な経験となりました。今回の経験を活かし、今後も研鑽に励む所存です。
 この度は、貴重な学会発表の機会をいただき誠にありがとうございました。

仙台市立病院消化器内科  柳澤 直 先生

この度は日本内科学会東北地方会初期研修医プレナリーセッション、若手奨励賞に選出頂き、大変光栄に思います。ご多忙の中ご指導いただきました野村先生をはじめとする仙台市立病院消化器内科の先生方にはこの場をお借りして深く御礼申し上げます。
 本症例は、漢方薬長期内服中にみられた腸間膜静脈硬化症の1例で、実際に私が一般外来研修で診察を行わせて頂いた患者様でした。疾患概念の理解とともに、日常診療での問診の重要性を改めて実感しました。文献検索を行い、過去の症例報告をまとめる作業も勉強になりました。
 現地開催のプレナリーセッションは緊張した雰囲気でしたが、練習通りに発表することができ会場からの質問も非常に知見に富む内容で大変勉強になりました。今回得た知識や経験を今後の診療や学術活動に活かしていきたいと思いました。この度は誠にありがとうございました。

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