MENU

第226回東北地方会 若手奨励賞受賞者

第226回東北地方会

◆2022年6月18日(土) ◆会長:東北大学 正宗 淳 ◆会場:仙台国際センター・web

演題番号 3
演者:田中聡一郎 / 指導医:遠藤 秀晃
岩手県立中央病院循環器内科
補助循環治療にても救命し得なかった重症型COVID-19の1剖検例
演題番号 5
演者:星 史彦 / 指導医:土井尻遼介
岩手県立中央病院脳神経内科
けいれんを契機に発見された薬剤性低Mg血症の1例
演題番号 6
演者:佐伯 尚美 / 指導医:金森 肇
東北大学病院卒後研修センター
経鼻胃管留置中に過粘稠性肺炎桿菌による敗血症性ショックを生じた気腫性胃炎の1例
受賞の感想

岩手県立中央病院脳神経内科 星 史彦

この度は若手奨励賞に選出頂き、ありがとうございます。学会発表を通して、1症例から得られる学びの多さを実感することができました。また、他の先生方の発表を見て学びを深めると共に、刺激を受けました。

今回の経験を通して得たことを、今後の学びに繋げていければと思います。この度は誠にありがとうございました。

東北大学病院卒後研修センター 佐伯 尚美

この度は若手奨励賞にご選出いただき誠にありがとうございました。大変光栄に存じます。発表の機会をいただきましたこと、また東北大学病院総合感染症科の金森先生をはじめ、多くの方々にご指導賜りましたこと、この場を借りて御礼申し上げます。

今回は胃管留置中の嘔吐に伴い、過粘稠性・高病原性の肺炎桿菌 (Klebsiella pneumoniae) が侵入し、気腫性胃炎を引き起こした症例を発表いたしました。減圧目的に使用されることも多い経鼻胃管ですが、嘔吐時には胃内圧を上昇させ得るおそれがあり、更に病原菌の侵入を許す可能性もあると示した症例でした。起因菌は近年全世界に広がりつつある過粘稠性肺炎桿菌であり、そのゲノム解析を進めたことも貴重な経験となりました。

学術発表の機会をいただくのは初めてでありましたが、文献を読み漁り、臨床的な疑問に答えを見出していくプロセスは、今後の医師人生にも活かせるものと思います。忙殺されがちな日々でも、このような姿勢を忘れずに、日々研鑽に励みたいと思います。

講演会・各支部

PAGETOP
Copyright © 日本内科学会事務局 All Rights Reserved.