開催予定
開催履歴
- 2024年9月22日(日) ホテルブエナビスタ(ハイブリッド開催)
- 2024年6月1日(土) ミュゼ雪小町(ハイブリッド開催+オンデマンド配信)
- 2023年10月21日(土) 朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター(ハイブリッド開催)
- 2023年5月20日(土) ホテルブエナビスタ(ハイブリッド開催)
- 2022年10月2日(日) ホテルブエナビスタ(ハイブリッド開催)
- 2022年6月4日(土) アートホテル上越(ハイブリッド開催)
- 2021年10月9日(土) 朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター(ハイブリッド開催)
- 2021年6月5日(土) 佐久平交流センター(ハイブリッド開催)
- 2020年10月4日(日) ホテルブエナビスタ
- 2019年10月12日(土) ホテルブエナビスタ
- 2019年6月2日(日) ホテルブエナビスタ
- 2018年10月6日(土) ホテルブエナビスタ
- 2018年6月3日(日) 朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター
- 2017年10月9日(月・祝) 朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター
- 2017年6月10日(土) ホテルブエナビスタ
2016年度
開催日 | 2016年10月22日(土) 12時05分~13時05分 |
会場 | 信州大学医学部附属病院外来棟 |
世話人 | 信州大学医学部附属病院呼吸器・感染症・アレルギー内科 山本 洋 |
プログラム
『血清IgG4高値で多彩な脳神経症状を呈した1例』
剖検症例を提示して臨床経過を検証した後、放射線科読影専門医による画像診断と鑑別診断を行います。検査データに関しては総合内科専門医によるRCPCを行い、最後に病理専門医による病理診断がなされます。会場からの積極的な御参加をお待ちしております。
- 司会
- 信州大学医学部附属病院呼吸器・感染症・アレルギー内科 山本 洋
- RCPCコメンテーター
- 同 臨床検査部 本田 孝行
- 病理診断コメンテーター
- 同 臨床検査部 上原 剛
- 画像診断コメンテーター
- 同 放射線科 川上 聡
- ディスカッサント
- 同 脳神経内科、リウマチ・膠原病内科 江澤 直樹
開催日 | 2016年6月11日(土) 11時55分~12時55分 |
会場 | 新潟コンベンションセンター朱鷺メッセ 3階 中会議室 |
世話人 | 新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器内科学分野 尾﨑 和幸 |
プログラム
テーマ:『健康診断・人間ドックから見た内科疾患と健診の将来への提言』
- 司会
- 新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器内科学分野 尾﨑 和幸
- 講師
- 新潟大学大学院生活習慣病予防検査医学(健診・人間ドック学)講座・
一般社団法人新潟県労働衛生医学協会 加藤 公則
- 糖尿病発症に関わる因子について(肥満、睡眠時間、脂肪肝、体力測定結果による解析)
- 高血圧発症に関わる因子について(肥満、体力測定結果、推定塩分摂取量による解析)
- 心房細動発症に関わる因子について(体力測定結果、LDLなどの脂質との関連の解析)
- 健診のこれからについて:【1】健診Project 8, 【2】Project 6.5 in Niigata Wellness Study, 【3】NT-proBNPを用いた新しい健診スタイルなど、健診・人間ドックの将来への提言
2015年度
開催日 | 2015年10月10日(土) 11時55分~12時55分 |
会場 | 新潟コンベンションセンター朱鷺メッセ |
プログラム
- テーマ
- 『HIV感染症の現状』~治療の進歩と新たな問題点について~
- 司会
- 信州大学 山本 洋
- 講師
- 新潟大学医歯学総合病院 田邊 嘉也
- 講演要旨
-
ニューモシスチス肺炎患者の多発から後天性免疫不全症候群(AIDS)として報告されたのが1981年であるが、日本では1985年に最初のAIDS患者が認定された。日本におけるHIV感染症とAIDSの歴史は本年で丁度30年ということになる。血友病患者における訴訟、治療薬のない感染症である点、性行為感染症(患者の多数をしめる男性同性愛者≒性的マイノリティー者)に対する偏見といった様々な側面をもつ疾患で、当初は診療拒否(現在も完全になくなってはいないが・・・)もみられた。
現在、HIV感染症は拠点病院を中心に診療が行われており、治療については一日一回1錠の内服で十分なコントロールが得られる疾患となっている。長期予後も劇的に改善し抗HIV薬による併用療法が開発される前には25歳で発見されたHIV感染症患者が10年未満の平均余命であったものが現在はほぼ非感染者と同様というデータも示されている。しかし、長期予後の改善にともなってAIDS関連、非関連含めて種々の合併症がみられ、他科連携が非常に重要となってきている。また、患者の高齢化にともなって長期療養が必要な状態の患者も徐々に増えてきており、今後は施設連携も重要となってきている。
エイズ動向委員会による毎年の新規患者の報告数は増加傾向にあるものの年間1400例前後で、広く一般内科医が遭遇する疾患ではないが、時に遭遇する疾患として、鑑別には常にHIV感染症を考慮していただきたい。
今回のセミナーでは(HIV診療医ではない)一般内科医に知っておいていただきたい病態や併存疾患等について紹介する。この機会にHIV診療についての理解を深めていただきたい。
開催日 | 2015年6月13日(土) 11時45分~12時45分 |
会場 | 長野市若里市民文化ホール |
世話人 | 信州大学内科学第一 山本 洋 |
- ■演題
- 『心房細動に対する血栓塞栓症予防の変遷~NOACが解決した問題と残る課題~』
- ■講師
- 北アルプス医療センターあづみ病院循環器内科 富田 威
- ■内容
-
心房細動が原因となる心原性脳塞栓症はラクナ梗塞やアテローム血栓性脳梗塞と比較し重篤な脳梗塞をきたし、初回発作での死亡率は約20%と報告されている。故に、まずは予防が重要である。
脳梗塞予防薬としてワルファリンが長年使用されてきたが、50年歴史のあるワルファリンがその地位を確立し浸透したのは2000年代に入ってからである。しかし、ワルファリンは用量の個体差や食生活による効果の変動など使用にはいくつかの注意点があるため、その使用を躊躇し適応症例に十分処方されない、予防効果を期待できないアスピリンで代用するといった問題があった。
これらの問題が解決されるとことを期待され4年前に新規経口抗凝固薬(NOAC)が登場した。ダビガドランはRelay試験においてCHADS2スコア1点の症例における脳卒中予防効果と安全性が示され、ワルファリンではCHADS2スコア2点以上での適応を1点に拡大した。NOACは4剤ともワルファリンと比較し予防効果が同等もしくは高く、また一定用量での効果の安定性など処方する側としても使い勝手の良い薬剤である。しかし、別の問題が明らかになった。腎機能低下例に対する使用の適否と用量設定である。腎排泄であるNOACは腎機能低下例では出血のリスクが上昇する。心房細動の多くは高齢者であり、潜在的に腎機能低下を有する。そのため使用前に腎機能評価を確実に行い、他の出血リスクの確認が必須である。さらに、改善すべき課題が残っている。脳梗塞発症時に心房細動を有した症例での抗凝固薬導入の割合は約20-50%である。脳塞栓症発症前の無症候性心房細動例に対してどのように適切な検査と抗凝固療法を徹底するかが残る大きな課題である。
今後も医療者のみならず一般市民への啓発活動を通して抗凝固療法の適正使用を推進すべきと考える。
2014年度
開催日 | 2014年10月4日(土) 11:50 – 12:50 |
会場 | キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館) |
世話人 | 信州大学内科学第一 山本 洋 |
- ■演題
- 『肺非結核性抗酸菌症の最近の知見』
- ■講師
- 長野県立須坂病院呼吸器内科・感染症内科 山﨑 善隆
- ■内容
- 非結核性抗酸菌 (nontuberculous mycobacteria、以下NTM)による慢性の肺・気道感染症が増加してきている。NTMは水、土壌など環境中に広く分布し、吸入すると気道に定着・侵入して、気管支・細気管支の周囲に多発する肉芽腫を形成する。
NTMの中で、最も多く臨床分離されるのがMycobacterium avium complex(MAC)で、約80%を占める。肺MAC感染症(以下、肺MAC症)は画像的な特徴から、結節気管支拡張型と線維空洞型とに分類される。結節気管支拡張型は中高年のやせ型女性に多く、自覚症状に乏しく進行は緩徐である。一方、線維空洞型は胸部画像上、肺結核に類似した空洞陰影を肺の上葉に形成し、進行性で予後不良である。
肺NTM症の確定診断は、画像的特徴に加えて、喀痰から2回以上培養陽性が必須である(日本結核病学会2008)。2011年には血清抗MAC抗体が保険収載され、肺MAC症の診断への有用性が検討されている。
肺MAC症の治療の基本は多剤併用療法である。クラリスロマイシン、リファンピシン、エタンブトールの3剤併用療法を長期に施行する必要がある。
肺NTM症と関節リウマチに罹患する年代が近いため、両疾患が併存することがある。抗TNF-α薬を使用すると肺NTM症が増悪するため、生物学的製剤使用に関する診療の手引きが発行された(日本呼吸器学会2014年)。肺NTM症のうち、肺MAC症は多剤併用療法によりコントロールが見込めるので、生物学的製剤は慎重に使用可能である。一方、MAC以外のM. abscessusなどでは、有効な治療法が確立していないので、生物学的製剤使用は禁忌となる。
以上、肺NTM症は多くの内科医にとって知っておくことが望まれる感染症になってきた。その病態、診断、治療、今後の課題について解説する。
開催日 | 2014年6月7日(土) 11時40分~12時40分 |
会場 | 新潟コンベンションセンター朱鷺メッセ 3階 |
世話人 | 新潟大学医歯学総合病院感染管理部 田邊 嘉也 |
- ■演題
- 『強皮症および皮膚筋炎に伴う間質性肺疾患の治療』
- ■講師
- 新潟大学魚沼地域医療教育センター 高田 俊範
- ■内容
-
膠原病には、関節リウマチ、多発性筋炎/皮膚筋炎、全身性エリテマトーデス、強皮症、シェーグレン症候群などが含まれる。膠原病では主に関節・骨、皮膚、筋肉などに病変がみられるが、肺病変を伴う場合がある。
強皮症は、皮膚・内臓硬化を特徴とする慢性疾患である。強皮症に伴う代表的な肺病変として間質性肺疾患と肺高血圧症があげられ、間質性肺疾患は本邦強皮症患者の死因の第一位を占める。経過は多様で、全く進行しない例から数年の経過で緩徐に進行し呼吸不全に陥る例もみられる。進行が予測される間質性肺疾患に対して、シクロフォスファミドの経口投与が有効であると報告された。しかしその後、シクロフォスファミドの内服を中止すると、1年後には非内服例と同様の呼吸機能になることが明らかなった。現在、ミコフェノール酸モフェチルの効果を調べるランダム化比較試験が進行中である。
多発性筋炎/皮膚筋炎は、主に体幹や四肢近位筋、頸筋、咽頭筋などの筋力低下をきたす炎症性筋疾患である。典型的な皮疹を伴うものは、皮膚筋炎と呼ぶ。約30-50%の多発性筋炎/皮膚筋炎に間質性肺疾患の合併がみられ、時にその症例の予後を左右する。特に、筋症状に乏しい皮膚筋炎は、約半数に治療抵抗性の急速進行性間質性肺疾患を合併する。抗CADM-140抗体は、筋症状に乏しい皮膚筋炎に特異的にみられ、合併する間質性肺疾患の予後予測因子となる。これらの間質性肺疾患に対して、グルココルチコイド大量静注療法、シクロスポリン内服・静注やシクロフホスファミド大量静注療法などの免疫抑制薬併用療法が行われてきた。しかし、こうした治療にもかかわらず、進行して致死的となる間質性肺疾患が経験される。抗CADM-140抗体陽性の皮膚筋炎にともなう間質性肺疾患に対して、タクロリムスやミコフェノール酸などの免疫抑制薬や、エンドトキシン吸着を用いた治療が試みられている。
2013年度
開催日 | 2013年10月5日(土) 11時45分~12時55分 |
会場 | 新潟コンベンションセンター朱鷺メッセ 3階 中会議室 302 |
世話人 | 新潟大学医歯学総合病院感染管理部 田邊 嘉也 |
- ■テーマ
- 『糖尿病における冠動脈疾患二次予防』
- ■司会
- 新潟大学医歯学総合病院感染管理部 田邊 嘉也
- ■演者(症例提示者)
- 新潟市民病院循環器内科 小田 弘隆
- ■講演要旨
-
冠動脈疾患へのカテーテル治療器具・技術の開発は日進月歩であり、特に薬物溶出性ステントの再狭窄予防効果は、このステントの台頭を証明するものである。しかし、カテーテル治療が局所治療であるため、動脈硬化が病態である冠動脈疾患の長期予後を改善するものでないことも判明した。
この疾患の二次予防には生活習慣の是正や薬物療法の包括的治療が必要である。特にカテ―テル治療を必要とする症例の約70%が糖代謝異常を有し、循環器内科医にとってはカテーテル治療後の短期および長期予後の悪い、悩ましい疾患である。これまでに糖尿病の心事故予防について多くの臨床試験が行われ、血圧コントロールと脂質コントロールについてはその治療の方向性は定まった。しかし、血糖コントロールについては、新規糖尿病発症時の厳格なコントロールの有用性、罹病期間長期の糖尿病での厳格なコントロールの無効が報告され、未だ確信できる有効治療は定まっていないと言っても過言ではない。但し、低血糖発作を避けることは心事故予防としてのコンセンサスを得ている。
今回は糖尿病治療のABCとされる上記3つのコントロールについて、現在、受け入れられた、またその可能性がある戦略について循環器内科医の立場より言及する。
開催日 | 2013年6月8日(土) 12時~12時50分 |
会場 | 長野市若里市民文化ホール 2階会議室 |
世話人 | JA長野厚生連佐久総合病院 松田 正之 |
- ■テーマ
- 『肺がん検診の現状と展望~画像診断の立場から~』
- ■司会
- JA長野厚生連小諸厚生総合病院循環器科 伊藤 健一
- ■演者(症例提示者)
- JA長野厚生連小諸厚生総合病院放射線科 丸山雄一郎
- 内容
-
本邦では胸部単純X線検査(CXR)と高危険群に対する喀痰細胞診の併用による肺癌検診の有効性が示され、対策型検診として広く実施されているが、発見される肺癌は進行癌であることが多いなど問題点がある。米国で実施されたCXRを用いた肺がん検診の無作為化比較対照試験(RCT)では、肺癌死亡率低下はなく、CTを用いた肺がん検診のRCTで、CT検診は肺癌死亡率を低減させることが証明された。わが国でも肺がん検診に低線量CTを導入する機運が高まっている。低被曝と画質の向上の両者が満たされる精度の高いCT検診を行うために必要なTIPSを解説する。
CT検診において発見されることが多い肺野型肺癌の最近の話題についても概説する。肺野型肺癌の中でも主たる病型である肺腺癌の新しい病理分類が2011年に発表された。HRCTを中心とした画像診断も、新分類に対応していく必要がある。新しい病理分類では、1995年に提唱された野口らの分類の考え方が組み込まれている。本邦では、2cm以下の腺癌は野口らの分類に基づいて画像診断が行われてきており、新分類となっても画像診断上、読影の考え方に大きな異同はない。しかし、肺癌の亜型として位置づけられていた“細気管支肺胞上皮癌”が廃止され、今後”BAC”という用語は使用しないことや、lepidic pattern(鱗状発育)の有無が診断上ますます重要となることなど、今後、肺腺癌の画像診断を行う上で知っておきたいポイントを解説する。
CT検診画像では、肺がん以外の病変も検出される。中でも喫煙関連肺疾患を示唆する所見は高頻度にみられる。早期の喫煙関連肺疾患所見を積極的に拾い上げ、“COPD予備軍”である喫煙者に対して、積極的に禁煙支援および禁煙治療を行うことで、喫煙率を低下させ、ひいてはCOPD死亡率や肺癌死亡率を低下させていくことが重要である。
2012年度
開催日 | 2012年10月27日(土) 12時~12時50分 |
会場 | 信州大学医学部附属病院外来棟4階 |
世話人 | 信州大学医学部附属病院難病診療センター 松田 正之 |
- ■テーマ
- 『変わりつつある糖尿病診療』
糖尿病診療は、2010年の糖尿病診断基準の改定、新しい機序の薬剤インクレチン薬の発売ばかりでなく炭水化物管理食療法など非薬物療法においても様々な変化があります。一方で更なる患者数の増加、治療の遅れも指摘されています。現在の糖尿病診断・治療についてチーム医療、連携医療を含めて変わってきていること・変わらない(変われない)ことの改善点・問題点をお話しいたします。
- ■司会
- 信州大学内科学講座糖尿病・内分泌代謝内科 佐藤 吉彦
- ■演者(症例提示者)
- 慈泉会相澤病院糖尿病センター 山内 恵史
開催日 | 2012年6月2日(土) |
会場 | 新潟コンベンションセンター朱鷺メッセ |
世話人 | 新潟大学医歯学総合病院 田邊 嘉也 |
- ■テーマ
- 『早期胃癌に対する最近の内視鏡診療とH.pylori感染症』
今回は、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)やNBI拡大内視鏡を中心とした消化器内視鏡の分野が専門である小林正明先生から早期胃癌に関わるお話をして頂きます。題して「罹患率トップの胃癌にもご注意を」です。ランチョン形式で行うためお弁当を用意しておりますので奮ってご参加下さい。
- ■司会
- 新潟大学医歯学総合病院 田邊 嘉也
- ■演者(症例提示者)
- 新潟大学医歯学総合病院光学医療診療部 小林 正明
2011年度
開催日 | 2011年11月5日(土) 12時~13時 |
会場 | 新潟コンベンションセンター朱鷺メッセ |
世話人 | 新潟大学大学院総合地域医療学講座 井口清太郎 |
- ■テーマ
- 『心電図をどこまで読み解くか?』
今回は、内科医として心得ておくべき心電図の基本について、国内でも不整脈の研究・治療に関わってこられた第一人者でもある新潟大学第一内科元教授である相澤義房先生から心電図に関わるお話をして頂きます。題して「心電図をどこまで読み解くか?」です。
心電図一枚でどこまで分かるのか、どこまで読み解くのか、専門家によるプライマリなお話しを伺います。ランチョン形式で行うためお弁当を用意しておりますので奮ってご参加下さい。
- ■司会
- 井口清太郎(新潟大学総合地域医療学講座)
- ■講師
- 相澤 義房(立川綜合病院本部研究開発部)
開催日 | 2011年6月25日(土) 12時~13時 |
会場 | 長野市若里市民文化ホール |
世話人 | 信州大学医学部附属病院リウマチ・膠原病内科 松田 正之 |
- ■テーマ
- HIV/AIDS感染症の現状
HIV感染症はマスコミに取り上げられる機会が減ってきたが、日本では依然増加傾向にある。感染者はほとんど男性で、感染のきっかけは同姓間性交渉が多い。HIVは感染初期を除いて数年から十年間の潜在期には自覚症状はほとんどない。HIVスクリーニング検査を施行されなければ重篤な日和見感染症により生命の危機にさらされるまで発見されないことが多い。HIVの早期発見が重要であることを解説する。
一方、1996年HAARTが開発されてから、HIV感染症の生命予後は著しく改善し、将来、慢性疾患として臨床医が日常診療する疾患になる可能性が高い。そこで抗HIV治療の進歩、長期治療による抗ウイルス効果や副反応について解説する。
尚、講演中に2症例を提示して、日和見感染症について参加者とディスカッションを予定している。
- ■司会
- まつもと医療センター松本病院 北野 喜良
- ■症例提示
- 長野赤十字病院感染症内科 増渕 雄
長野県立須坂病院感染制御部 山﨑 善隆
2010年度
開催日 | 2010年11月13日(土) 11時45分~12時55分 |
会場 | 信州大学医学部付属病院外来棟中会議室 |
世話人 | 信州大学医学部附属病院リウマチ・膠原病内科 松田 正之 |
- テーマ
- 慢性腎臓病を見逃さないために~蛋白尿とeGFR
近年、慢性腎臓病の危険性が広く認識されるようになり、その有効な対策が求められています。慢性腎臓病治療の第一段階として、尿検査と推算糸球体ろ過量(eGFR)の測定によるスクリーニングが重要視されておりますが、その結果判断に迷うことも多いと思います。 今回は、簡単であるけれども奥の深い尿検査とeGFR測定について具体的な症例を提示しながらディスカッションしていきたいと思います。 - 司会
- 樋口 誠 信州大学医学部附属病院血液浄化療法部
- 講師
- 上條 祐司 信州大学医学部附属病院腎臓内科
開催日時 | 2010年6月5日(土) |
場所 | 新潟コンベンションセンター朱鷺メッセ |
世話人・司会 | 新潟大学大学院総合地域医療学講座 井口清太郎 |
テーマ | 「古くて新しい感染症~結核の診断とその治療」 |
- 「大学病院における肺結核」
新潟大学医歯学総合病院 集中治療部 茂呂 寛 - 「結核の現状と市中病院での対応」
国立病院機構西新潟中央病院 呼吸器科 桑原 克弘
2009年度
開催日時 | 2009年10月31日(土) 11時45分~12時55分 |
場所 | 新潟コンベンションセンター朱鷺メッセ |
タイトル | 「その胸痛、帰していいんですか?」「その腰痛、帰していいんですか?」 |
司会 | 井口清太郎(新潟大学大学院医歯学総合研究科) |
講師 | 高橋 昌(新潟大学第二外科) 平野 徹(新潟大学整形外科) |