日 時:2020年4 月12 日(日)13 時~15 時場 所:東京国際フォーラムB7 無観客開催となりました
⇒当日はLIVE配信を行います
「地域医療」という単語は医療関係者のみの用語ではなく,地域住民の現実的な問題として取り上げられています.現在,各都道府県においても地域医療構想調整会議をはじめ様々な議論が進められています.
日本内科学会の会員の先生方は,全国いずれかの二次医療圏に所属しており,その二次医療圏や各都道府県において課題に直面しているでしょう.その影響は現在の診療や勤務形態にも現れてきているかも知れません.
今回のシンポジウムは改めてわが国が直面している課題と,わが国が進めている地域医療への取り組みを概括し,都市圏と地方部の現場からの取り組みを紹介します.そしてこれからの地域医療を担う専攻医からの声をいただいた上で,内科医としての在り方,地域医療に関する教育にも踏み込んだシンポジウムとなることを期待し,多くの方にご参加いただきたいと考えています.
◆司会:新潟大学大学院医歯学総合研究科 井口清太郎
岩手医科大学 伊藤 智範
1.『これまでの地域医療シンポジウムを振り返り』
新潟大学:井口清太郎
2.『医療改革 2025年問題,2040 年問題に向けて』
三和病院:高林克日己
3.地域との連携:『千葉県・柏モデル』
東京大学高齢社会総合研究機構:辻 哲夫
4.地域との連携:『福井県・高浜町の経験』
福井大学地域プライマリケア講座:井階友貴
5.内科専門研修における地域医療『専攻医の悩み~地域医療と症例登録のジレンマ~』
あがの市民病院:久代航平(内科専攻医)
6.総合討論 これから日本内科学会に求められること